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私の視点



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      ーーー 変化を求め続ける民意 ーーー

脱官僚の政治主導を標榜する鳩山政権が誕生した。

新閣僚は用意されたペーパーに目を落とすことなく、それぞれが自分自身の言葉で会見に臨み、そしてマニフェストの履行を国民に語り掛ける。 政治の末席に身をおくものとして少なからず高揚感を感じずにはいられない。

しかし、この政権交代によって日本はどのように変わるのか、そして私たちの板柳町はどう変わるのか、私たちの生活はこれからどうなっていくのか? もちろん期待は大きいが、どちらかと言えば不安が先立ち、誰もが固唾(かたず)を呑んで見守っている。 それが現在の国民の偽らざる心境であろうと私は思う。

考えてみれば、前回の民意とは郵政民営化という改革に対し、日本の大変革を投影した民意だったのかもしれず、決して自民党の政策の継続を望むものではなかった気がする。 それに対し今回の民意の示すものとは、何一つ変えられず、そして変えられそうにない自民党政権に嫌気を指し、多少の不安はあるものの、この国を変えてくれ!!と、民主党にかけたのではないだろうか。

      【民意に寄り添う、その先には・・。】

「農家の個別補償制度」で農家の生活は安定するのか? 「こども手当」や「高校の授業料無料化」で子育て環境は改善されるのか? 「高速道無料化」は地域経済活性化の起爆剤になるのか?・・etc 。

民主党がマニュフェストに掲げた象徴的な項目であるこれらについて、鳩山政権が来年度予算に反映させることができないなら、国民は即刻民主党にNOを付き付けることだろう。 それは鳩山政権に対し、国民は決して白紙委任をしたわけではないと思うからだ。

地方を取り巻く経済環境は近年経験したことがないほど厳しく、わが町も基幹産業である農業はじめ地域全体が疲弊の一途をたどっている現状では、新政権へ他力本願的に依頼心をついつい助長させてしまいそうだが、民意とかけ離れた旧態依然の行政を廃し、真の意味での地方分権に耐えうる人材整備を図ることが先決の急務だと強く感じている。

また政治の側も、あるべき社会と進めるべき政策を明確に示し、議論を尽くして競い合うシステムを再構築し、さらに成熟度を高めることが不可欠であろう。

その結果、不要不急の事業が根絶され、まさに国民が望んだドラスティックな変化が生じることだろう。

私は町政において現在まで87項目156事項におよぶ質問と提言を行なってきたが、そのことで町政には健全な緊張感が醸成されつつあり、多少なりとも寄与できたと自負している。 これからも議員の本務たる行政へのチェック機能を生かすべく、地域の現場から町政に対し提言を続けていくつもりだ。

それは取りも直さず、民意に沿う政治こそがみんなの幸せを実現する術だと私は信じているし、それをできるのは誰なのかを、民意は冷静に見定                           めて、そして選択していくと思うからだ。

だから私は今までどおり、まっすぐ進みたい。          09/9/16