相撲とカネ。

横綱朝青龍の話題が連日のように報道されている。例によってワイドショーは、水を得た魚のごとく、いつものいい加減なコメンテーターたちを集め、我こそが正論とばかりに無責任なコメントを続けさせている。

無責任なコメントに誘導される世論なんて、ある意味どうでもいいことなのだが、今のところ朝青龍にとっては分が悪い。 いつものパターンではあるが、そろそろ朝青龍を強力に擁護する人間が現れることだろう。 かくして、またしばらくは喧々囂囂(けんけんごうごう)の状態が続き、そして忘れ去られるのだが・・。

腰骨を痛めて治療しなければならない人間が、サッカーであんな過激な運動をできるはずがないことは誰でもわかること!
親方や相撲協会が相撲文化をきちんと教育しなかった・・なーんて問題ではなくて、嘘をついた人間をどのように処し、そしてフォローするかの問題だと思う。

僕は相撲にはあまり興味がないけれど・・・、せっかくの機会だから、国技としての相撲のあり方なんかを見直すことなんて考えたらどうだろう・・と思っている。

昔のことであるが、国技館で相撲が開催される時期になると、決まって何人からか桟敷席を押さえてほしいとの依頼を受けた。でも、訳のわからない相撲茶屋(今は相撲案内書と言うらしい)で、定価の数倍の値段で桟敷席を買ったものだった。
またある時は、地方巡業の勧進元を務める人と話したら、力士やその親方へのご祝儀にマイっていたし、僕自身も地元出身の力士に半ば強引にそこそこの寄付をさせられたこともあったのだが・・。

相撲道という清貧なイメージの陰で、カネにまつわるどろどろした不透明なことがたくさんある角界の浄化こそが今回の騒動の本質ではないだろうか?
国技を冠するならば、このようなことをきちんとすることが一番の急務な気がしてならない。

母国モンゴルで、莫大な資産を背景にビックビジネスを展開しているあの朝青龍が、あっという間に精神科医の世話にならなきゃならないなんて・・・、そのバックボーンである横綱という資金調達の利権を、思ったより早く失うことへのおびえ・・なーんてことは、まさかないよね!と思っている今日この頃である。


投稿者 matsumori : 2007/08/17

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