
いろいろあって・・先日久しぶりに家内と一緒に教会へ行ってきた。 クリスマス聖歌の練習の合間に、牧師さんがあれこれとイエス・キリストにまつわるミニ講演をしたのだが、これがなかなか面白かったので、その中で気になった(気に入った)話題を一つ取り上げたいと思う。
それはイエス・キリストの職業についてのことである。
牧師さんいわく・・・イエス・キリストの職業は大工と言われているけれど、イスラエルという土地柄周りは岩石だらけで、ホントのところは木を扱う大工ではなく、石を加工する石工だった・・と。
クリスチャンでもなく、まして大した教養があるわけじゃない僕でも、イエス・キリストは大工だったと、何かで読んだことがあったのだが・・、そのことを聞いてすぐ思い浮かんだのが・・映画インディ・ジョーンズ最後の聖戦・・だった。
ハリソン・フォード扮するインディが父親を救うために、最後の晩餐に使われたという聖杯を探すことになるのだが・・・最後の場面でたくさんの杯の中から、たった一つの聖杯を選び出さなけれならなくなり・・・その時、インディは・・イエス・キリストの職業は大工だからと、きらびやかな多くの杯が居並ぶ中から、見事!質素な木杯を選び出し・・そしてメデタシめでたしのハッピーエンドになる。
神父さんが言ったことがホントなら、この映画の肝心なところが(フィクションだとわかってはいても・・)説得力を持たなくなるではないか!・・と、僕は一人で思っていた。
家に帰ってから調べてみたら・・、どうやら聖杯とは一つではなく、真実味のあるものでも四個も存在するらしかった。
その中には、銀製もあれば緑色のガラス製もあるのだが、石工が作り得そうなものは・・スペインのバレンシア大聖堂にあるものかもしれない・・と、僕は勝手に思っている。
なぜならその聖杯は、イエスの弟子ペトロがローマに持込むが、弾圧の危険に一度はピレネーに難を逃れる。 その後スペイン内を転々とした後バレンシアに持ち込まれたと伝えられているものらしい。 直径9cmの半球状、高さ17cm、暗赤色のメノウでできていて、1960年にスペインの考古学者(Antonio Beltrán) がDC4世紀から1世紀頃エジプトかパレスチナで作られたものだと記されていたからだ。
メノウ=石=石工・・・と、勝手に聖杯伝説へと思いを馳せる僕を、横目で見る家内の視線は冷ややかだった・・が・・まッ、そんなの関係ねぇ!と思っている今日この頃である。
投稿者 matsumori : 2007/11/20
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